Wreck-It Ralph
ヒーローにあこがれる人気ゲームの悪役を主人公に描くディズニー・アニメーション。アメリカで長年親しまれているアーケードゲーム「Fix-It Felix」の悪役キャラ、ラルフは、嫌われ者の悪役を演じ続けることに嫌気がさして自分のゲームから飛び出し、お菓子の世界で繰り広げられるレースゲーム「シュガー・ラッシュ」に出ることに。そこでラルフは、仲間はずれにされているヴァネロベに出会い、孤独な2人は友情を深めていく。「スーパーマリオ」のクッパや「ストリートファイター」のベガ、ザンギエフ、「ソニック」シリーズのドクター・エッグマンら、日本の人気ゲームの悪役も多数登場。短編「紙ひこうき」が同時上映。
仕事終わってプライベートでも、悪役は差別され続けるなんて、ゲーム中は嫌な世界だな……
鈴木みそのブラッキー(『レッキングクルー』の敵)の短編を思い出してしまった。
隣の芝生は青い、孤独な二人の友情、冒険にロマンス、と王道ストーリーとキャラクターの愛らしさだけでも十分に面白い。特にヴァネロベのニヤリ顔はかわいいよなぁ。
しかし、「上上下下右左右左BA」に反応してしまう世代は、やっぱゲームの描写が楽しい。アメリカでも、筐体にコイン並べるのねとか。
アメリカ人が大好きなAAネタからのスタートで掴みはOK。ザンギエフが悪役というのは激しく違和感あるけど、向こうではそういう扱いなの?
パックマンとソニックは別格なのがわかるし、スト2のリュウが仕事帰りに一杯引っ掛けてたり。カメオは無数にあるらしく、一度じゃ把握できず。
「シュガー・ラッシュ」はゲーム化しないの?
それにしても、アメリカ人はオレオとメントスコーラが好きだな(笑)
同時上映は、アカデミー賞受賞短編「紙ひこうき」。
何が凄いかわからないんだけ、とにかく素晴らしい。
ヒロインはWDCCで出たら即買するレベル。