Red Lights



『レッド・ライト』鑑賞

「リミット」で世界的成功を収めたロドリゴ・コルテス監督が、ロバート・デ・ニーロキリアン・マーフィシガニー・ウィーバーら豪華キャストを迎え、伝説の超能力者と超常現象を疑う科学者の息詰まる攻防を描くサスペンス。大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士と助手のトム・バックリーは、超常現象を科学的に調査し、インチキ霊能力者を看破するなどして、騙されていた人々を救ってきた。そんなある日、1960年代から70年代にかけて超能力者として一世を風靡した後、30年以上にわたり表舞台から姿を消していたサイモン・シルバーが超能力ショーを再開し、話題を集める。トムは早速シルバーを調査しようとショーの会場に赴くが、そこで驚くべき現象に出くわし、それ以来周囲でショッキングな出来事が次々と起こりはじめる。

う〜ん、予想の範囲内の微妙さ。


「曲ガレ、曲ガレ……」とか、心霊手術の施術者が小太りとか、個人的には嬉しいシーンが少なくないんだけど、その分、今更ユリ・ゲラーが復活したからって、全米が大騒ぎするの? という疑問が常にちらつく。それとも、アメリカは想像を絶する超能力ショー好きなの?
同時に、たった一人の有名超能力者をゾラ博士が検査しただけで、科学史が書き換わっちゃう(らしい)わけ?
もしかして、そういう並行世界の話?(笑)


思わせぶりが多すぎて、ホントの思わせぶりなのか、真相が隠されているのか、よくわからん。こういう作品は、ミスディレクションが最後で明かされていくカタルシスが目的といっても過言でないと思うけど、それがなんか薄いんだよなぁ。
オチそのものは、ありがちだし。


そもそも、そのシルバーの正体は、検査前に一番最初に調べない?


以下ネタバレ
トムは感情が高ぶると、サイコキネシスが発動しちゃうってことでいいのかな?
結果的に、マーガレットも彼が殺しちゃったと考えていいの?