Dylan Dog: Dead of Night

『ディラン・ドッグ デッド・オブ・ナイト』鑑賞
イタリアの人気コミックを映画化。


イタリアの人気コミックを「スーパーマン リターンズ」のブランドン・ラウス主演で実写映画化したアクション。闇の世界にうごめくモンスターを相手に戦う探偵ディラン・ドッグの活躍を描く。ある事件をきっかけに闇の世界から身を退いていた私立探偵ディラン・ドッグのもとに、父親を惨殺された女性エリザベスから捜査の依頼が舞い込む。一度は話を断ったディランだったが、親友マーカスが殺されゾンビになってしまったことから、捜査に乗り出す。監督は「ミュータント・タートルズ TMNT」のケビン・マンロー。

ターミネーター4』『カウボーイ&エイリアン』の製作スタジオ、監督は『ミュータント・タートルズ』のケヴィン・マンロー、という絶妙に微妙なスタッフなので、いろんな意味で楽しみにしてたんだけど、可もなく不可もない出来。
駆け足気味な展開なのに、もっとタイトにできるような、という印象があるなぁ。


ヴァンパイアや狼男が人間社会に溶け込んで暮らし、主人公はそれに精通したオカルト探偵、という小説なり漫画なり、和洋を問わず見慣れたストーリー。フォーマット化された設定通りに展開していくから、大外しはないと同時に、大当たりもない。
対ヴァンパイアのマグネシウム製照明弾とか、狼男用の銀のメリケンサックとか、ちょいちょい面白いんだけどね。リボルバー使いなんだから、スピードローダー用意したほうが良くない?
あと、ゾンビコミュニティは結構他に見ないユニークな世界で、あれをメインの話が観たいなぁ。


主人公は別にモンスターハンターではなく、人間世界からオカルト存在を守るためにいる仲裁役、ということらしいんだけど、それがどういうものなのかは、この映画単品ではよくわからない。原作では描かれているのかな?


主人公、見覚えあるなぁ、と思ったら、スーパーマンか。