Safe House

『デンジャラス・ラン』鑑賞



これ、原題のままの方が良かったんじゃないかなぁ? 邦題は安っぽくなっちゃってるよなぁ。
「セーフ・ハウス? なにそれ?」という題名そのものが惹句になってるし、物語自体が次から次へとセーフ・ハウス(隠れ家)を求めるもので、それがまるで用を成していないという謎が一つの推進力にもなってるんだし。
わざわざ言われなくても、こんな映画、デンジャラスなランをするに決まってるんだし(笑)


内容は結構非常なスパイアクション。
ばたばた人が死んでいく。最近ありがちな、「その状況で生かされるわけ無いでしょ?」というのはない。
主人公を含めたほとんどのキャラクターがスパイなんだけど、本来CIAが存在しないはずの南アフリカを舞台にしているため、援助ももみ消しもままならず、まさに孤立無援の中、任務を達成しようとする主人公の姿が描かれている。


得体の知れない、裏切り者をデンゼル・ワシントンが好演。口元に笑みとかいいんだよなぁ。それにしても年取ったね。
去年の機内映画『ミッション: 8ミニッツ』に続いて、またもやヴェラ・ファーミガが同じような役で登場。
この人、委員長顔してるんだよなぁ(笑)


これは映画館に行っても良かったな。
でも、ラストはあれでいいの?