BATTLESHIP

『バトルシップ』鑑賞
ユニバーサル映画100周年記念作品。


ピンポンダッシュしたら、中の人が怒って出てきたから、逆ギレして全滅させる話。

このエイリアン、侵略の意図があったのかは明確にはわからないんだよね。
もしかしたら、銀河大連邦では、いきなり呼び鈴鳴らすのは宣戦布告と同等の行為なのに、バカなアメリカ軍人はそんな宇宙的礼儀はもちろん知らないわけですよ(笑)
エイリアンは戦闘意思(能力?)がない者は殺傷しないという、アメリカ軍よりも紳士な種族。
そもそも、本気で侵略するするつもりなら、あのダンゴムシメカを1000体くらいばら撒いてからやってくればいいわけだし。


しょうがないんで、地球目線で語るなら、電子機器が使えないから、津波ブイで敵を補足するシーンは結構燃える。最初にHASBROの名前が出てくるからフィギュアかと思ったら、海戦ゲーム『バトルシップ』が原案の映画で、その版権をHASBROが持ってるのね。知りませんでした。
主人公たちが乗船しているのは駆逐艦であって、軍艦(BATTLESHIP)ではないのに、何故この題名かというのは、終盤の展開にある。USA!! USA!!なんだけど、まぁ、あの展開はアガるわな。大艦巨砲主義の味って、男の子だよな(笑)


海外のポスターでは全く載ってない浅野忠信だけど、かなりいい役。少なくとも、『マイティ・ソー*1よりははるかに印象的なキャラクターになっている。
また、ミック役のグレゴリー・D・ガトソンが本当に義足というのにビックリ。いい面構えしてるんだよなぁ。
彼の活躍が、ラストの「バトルシップ」と相まって、強いアメリカよ、また立ち上がれ!的な、わかりやすいメッセージになってるんだけどね。


全く期待してなかったにもかかわらず、意外に楽しめる。ただ、退屈とかつまらないという意味ではないんだけど、3時間くらいに感じたなぁ(170分)
あと、長いエンドクレジットのあとに、ちょっとおまけがあるので、慌てないように。