舞台『銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇』

『銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇』を観劇。





こういう舞台を見に行くのは初めて。
というわけで、舞台的な感想は述べられないので、あくまで銀英伝の1バージョンとしての感想。


それにしても、平日(4/17)だというのに、大入りだなぁ。おばさまが多かったんだけど、どういう人口比率?


DVDで見た『銀河英雄伝説 第1章 銀河帝国編』*1や噂だけは伝え聞く『オーベルシュタイン篇』*2のように笑いに行ったんだけど、あ、あれぇ……思いの外、普通に銀英伝


何を置いても、まず口に上るのが河村隆一。発表された時には失笑した人も少なくないのでは? いや、予想外にヤン・ウェンリー、というか、富山敬。本人がアニメ版が大変好きなようで、ヤンを演じているのではなく、富山敬の呼吸をコピーしている感じ。しかも、それが無理をしている感じもなく、立ち振る舞いも自然体。あらゆる意味でツッコミどころ満載だったラインハルト様とは大違いですよ。


ムライ演じる大澄賢也を楽しみにしてたんだけど、普通にムライでした(笑)


キャゼルヌを演じるは天宮良。声がかなり似ていて、キートン山田かと二度見してしまいましたよ。


西岡徳馬はシトレ元帥に似てたなぁ(笑)


アッテンボローがチョイ役扱いなのは何故?
てっきり、ポプランとキャラクターを統合したのかと思った。


個人的には憂国騎士団に踊って欲しかったなぁ。


物語はイゼルローン攻略がメインなんだけど、帝国領侵攻が決定されるところで幕。攻略だけで終わった方がまとまりがよかった気がするんだけどなぁ。
政治家の支持率の話とか面白いけど、原作知らない人にはどう写ってるの?
そう。この、全く原作を知らないという状態には戻れないんで、ヲタ目線で理解力を測っちゃうのは嫌なんだけど、初見の人がストーリーを追えてるのかがわからないんだよね。
冒頭の長征一万光年とかいらなくね? すぐ後にナレーションで同盟の概略史が語られるんだし。
あと、突然過去の回想シーンが始まるのは面白いと思ったけど、これも大丈夫?
宇宙船でビームあるのに斧振り回してるのはゼッフル粒子が撒かれてるからです。老婆心までに(笑)


まぁ、銀英伝好きとしたは十分に楽しめました。
次はヅカかな……