TUCKER&DALE VS. DEVIL

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』鑑賞
『ラバー』の記憶が生々しいけど、またもや「未体験ゾーンの映画たち 2012」に行ってきた。

ちょっと間抜けだけど、気のいい山男のタッカーとデイルは、夢のコテージを入手し、二人で休暇に。一方、彼らのそばではセックスしか頭にないような大学生たちがキャンプしていた。女子大生が溺れているのを助けた二人だったが、彼女の仲間たちは殺人鬼にさらわれたと勘違い。自分たちで救いだそうと襲いかかるが、なぜか死体の山が……

もう、カワイソすぎ(笑)
山奥でチェーンソー振り回してきたら、逃げますよ。


13日の金曜日*1を代表とするスプラッタージャンルをネタにしたコメディ映画。
そんなわけで、湖畔のキャンプ場・馬鹿な学生・殺人鬼という三段論法さえ頭に入ってれば、間違いなく楽しめるはず。
スプラッター版『ショーン・オブ・ザ・デッド*2的な触れ込みだったけど、あちらよりテンポも笑いも上。多少血しぶきは多いけど、純粋にドタバタは笑える。ちょっとまとまり過ぎで優等生な感がなきにしもあらずだけど。
ラストも、いかにもスプラッターシリーズのお約束を守ってていいなぁ。


かなり面白いと思うんだけど、こういう小さい上映はもったいないなぁ。とは言っても、大きな箱にしたところでガラガラだろうけど。