歌川国芳展

森アーツセンターギャラリーで開催中の『歌川国芳展』に行ってきた。


久々に混んでる展覧会だったなぁ。
入場に並び、会場内「戯画」のコーナーでまた並び。
府中の時は空いてたんだけど、これも六本木力か(笑)
まぁ、森アーツセンターギャラリーは8時までやってるのがありがたいね。ただ、もっと休憩の椅子を増やした方がいいと思うけど。


国芳展は何度か行ってるので見たことがある作品も多かった。
そんな中、気に入ったのは、「和漢準源氏 花の宴 釈那王」

瞬間ではなく、木剣が振り下ろされた一瞬後を捉えるという、この現代漫画のようなセンス。


「逢性鏡 吉三郎」

見てよ、この手つき!
恋人のことを、ポワポワポワ〜ンと想っているところで、完全に萌えですよ!
ちなみにこれは団扇絵。


しかし、それ以上にハートを鷲掴みされたのが、「福禄寿あたまのたわむれ」シリーズ。
福禄寿の長い頭をネタにしていて、そのバリエーションには笑わずにはいられない。


こたつで大あくびで起きたはいいが、その頭が神棚直撃!



こちらの、相撲取りに化けているのもたまらん。

「福禄寿くん」とか、漫画ありそうだもの。


現在14図確認されているそうです。
これなら複製版画欲しいなぁ。


あと一週間切ったけど、是非オススメ。
図録も非常にいい出来。