静岡巡り
1/2〜1/5まで、以前から回りたかった、静岡に行ってきた。
1/2は泊まっただけ。
菊川のビジネスホテルに泊まったんだけど、中国と韓国の観光客が大勢いたんだけど、あそこからどこ行くの? 富士山?
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牧之原市、大興寺(子生れ石)
この寺は開山以来、代々住職の往生直後に裏山の沢から、まゆ形の石が生れるという現象で有名な寺。
現在まで二十九代続いているそうで、その石が住職の墓石になっている。
正直、ちょっと不気味。
寺からちょっと行くと、子生れ石の看板がある。
こんな感じで、崖から飛び出している。
勘違いしてはいけないのが、この石を使って暗殺はできないということ(笑)
石が落ちたら亡くなるんじゃなくて、亡くなると石が落ちるんだよね。
ただ、過去には、石を自ら掘り起こし、見えない所に捨てて運命を超越しようとした悪の住職(笑)もいたとか。
掛川市の夜泣き石へ。
追い剥ぎに殺された妊婦。その傷口から子供が生まれ、母親の霊はそばの石に乗り移り、夜毎に泣いた。
子供は、久延寺の和尚に飴で育てられ立派な若者に育つ。
鍛冶屋になった彼のもとに、刃毀れした刀を持った男が訪れ……
という伝説が残る。
石は、明治元年までここの道の中央にあったが、明治天皇御東幸の際に道脇に寄せられ、その後東京で博覧会があり、出品された帰途、現在の位置に移った。
中山トンネルのそば、小泉屋横の石段を上がると据えられている。
久延寺にも石があるが、これは妊婦を弔うための供養塔だとか。
お寺の横に、飴の扇屋。残念ながらお休み。
ちなみに、小泉屋でも飴が買えます。
途中で見かけた、菊石。
確かに花っぽいけど、立て札があるだけで、いわれは不明。
粟ヶ岳の「茶」の字。
ついでに三保の松原。
妖怪スポットの中では、珍しくメジャーな観光地(笑)
あまり、その気はなかったんだけど、収穫だったのが、羽衣の松って、2代目だって知ってた!?
平成22年10月に世代交代したとか。
伝説の襲名って……(笑)
二十数年ぶりに東海大学海洋科学博物館を訪れる。
ここで見たかったのは、メガマウスの剥製。
改めて変なフォルムだよね。
世界での発見例の四分の一は発見されてんだよね。
ピグミーシロナガスクジラの骨格標本。
今も油が染み出している。
これは、700mで、プレーンがチキンカップヌードルに変化するという実験?(笑)
水族館も充実している。
辰年特集ということで、タツノオトシゴ(と仲間)の展示。
リュウグウノツカイ
ラブリーなチンアナゴ。
閉館で退出し、急いで静岡市清水区の稚児橋へ。
巴川にかかっている橋。
慶長12年に江尻橋がかけられ、渡り初めの日とはなった。
儀式に先駆けて、選ばれていた老父夫婦が足をかけようとした瞬間、川の中から一人の童子が現れ、するすると橋脚を渡り入江方面へ消え去った。
このことから橋名を江尻橋から稚児橋と名付けたといわれている。
その童子は河童だったとも伝えられ、その像が橋に据えられている。
この写真からわかるように、すでにけっこうな時間。
旅館に遅刻しなかったことほとんどないなぁ……
つづく。