PAUL

『宇宙人ポール』鑑賞
クリスマスに渋谷で見たんだけど、立ち見が出るほどの盛況。
てっきりビデオスルーだと思ってたから、町山力恐るべし!


SUPER 8*1同様、『未知との遭遇*2E.T.*3に光を当てて現れた像。でも、光の方向が違うから、その形も違う。
映画の作りは『SUPER 8』の方がかっちりしてると思うんだけど、こちらの方が楽しかったなぁ。また、はっきりと『未知との遭遇』『E.T.』愛がわかる。
ラストの「救い」もしっかり本家を咀嚼してるよね。


『天使墜落』*4、『ファンボーイズ*5に続く、愛すべきSFオタクロードムービー(前者は小説だけど)。だから、無条件でこの作品も愛しますよ!
特に『ファンボーイズ』とは印象がけっこう被るかな。
この手の作品多約束で、わかりやすいものから解説必要な細かいものまで、パロディがいろいろ散りばめられている。特に電話のシーンは傑作。よく出てくれたなぁ。
個人的には、親友に彼女ができちゃって、寂しくなるってのは、なんかわかるなぁ(笑)
ロレンツォ・ゾイルって、『ロレンツォのオイル』*6に引っ掛けてんだよね? それしか思いつかなかったけど。


サイモン・ペッグニック・フロストのゴールデンコンビは言わずもがななんだけど、ポールのキャラクターが素晴らしい。セス・ローゲンの声のあって、途中からCGはおろか、宇宙人ということも忘れてしまうほど、親愛を感じる。


ロズウェルエリア51にピンとくる方にオススメ。


やっぱ、サンディエゴ・コン行きたいなぁ。