Rare Exports

『レア・エクスポーツ〜囚われのサンタクロース〜』鑑賞

フィンランドの国境沿いの山で発掘作業を進める多国籍企業。そこは数百年前の築かれた塚山で何かが封印されているらしい。その直後から、付近ではトナカイの大量死や子供の失踪などの事件が頻発。厳格な父と二人で暮らすピエタリは、それが真のサンタクロースの仕業だと考えるが……

初めて見るかも知れないフィンランド映画が、こんなの(笑)
ハリウッドなら、○○の大群には激しいドンパチ、大爆発の中から燃えた○○○が飛び出してくるよなぁ、と思うところをかなり淡々と進み、クライマックスはジュヴナイルみたいだったり、女性が全く出て来なかったり、と普段知っている映画とはテンポが違う作品。
このテンポをアメリカナイズすれば、かなりいいエンタメ映画になるような気がするんだけど、アメリカナイズしてないのがこの作品の魅力なのかなぁ。
また、アメリカナイズしてないからこそ、皮肉っぽいラストも効いてるし。


変な映画好きにはオススメ。
ロゴ、カッコイイなぁ。