SFが読みたい! 2011年版
SFが読みたい!〈2011年版〉発表!ベストSF2010「国内篇・海外篇」
- 作者: SFマガジン編集部
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: 単行本
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1位『異星人の郷(上下)』*1
2位《ファージング》三部作*2
3位『時の地図(上下)』*3
4位『WORLD WAR Z』*4
5位『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』*5
6位『ジェイクをさがして』*6
7位『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』*7
8位『宇宙飛行士オモン・ラー』*8
9位『跳躍者の時空』*9
10位『平ら山を越えて』*10
11位『人生の奇跡』*11
12位『逆光(上下)』*12
13位『ハンターズ・ラン』*13
14位『創世の島』*14
15位『アードマン連結体』*15
16位『アンランダン(上下)』*16
17位『機械探偵クリク・ロボット』*17
17位『高慢と偏見とゾンビ』*18
18位『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』*19
18位『ラウィーニア』*20
今年読んでないのは『人生の奇跡』『逆光(上下)』『ラウィーニア』。パーフェクトは難しい……
1位・2位は文句なしなんだけど、『時の地図』が意外。俺の中では変な小説というくくりなんだけど(笑)
個人的には、『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』の方が上なんだけど、まぁ順当かなぁ。『ジェイクをさがして』はもうちょい上かと思ってた。
『機械探偵クリク・ロボット』がしっかりランクインしているのが嬉しい。
毎年楽しみなのが、各社の今年の予定。
なんだけど、その前に答え合わせ(笑)
『Remember Palahaxi』、『パウリーナの想い出に』、《未来の文学》3期、ウルフのファンタジー、『クロノリス』、『コマール』、『ブルー・マーズ』、『縮みゆく人間』新訳、マシスン短篇集、出ませんでした〜
さて、
早川書房は、4月に『彷徨える艦隊6』、5月に『グリムスペース』、何と言ってもバチガルピの『ねじまき少女』はホントに楽しみ。FTでは『アメリア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』が題名だけでハートを鷲掴み!
河出書房新社は、《ストレンジフィクション》は順調に続刊。『ブラッドベリ年代記』は3月に、公認続編『新・銀河ヒッチハイクガイド』も予定。『たんぽぽ娘』と『Remember Palahaxi』は生暖かい眼差しで待つことに(笑)
国書刊行会は、相変わらずメニューだけは豪華なんだけど、何冊出ることやら……
東京創元社は、ウィルスン『クロノリス』、アシュリー『SF雑誌の歴史2』あたり。『ブルー・マーズ』と『コマール』は跡形もなく……
扶桑社は、出版社情報ごと消えました……
特別企画は「オールタイム・SF映画ベスト50」
再録の座談会は映画ヲタの飲み屋ダベリで面白いんだけど、ベスト自体はイマイチ参考にならない。中で言われているものの、やはり『ロード・オブ・ザ・リング』とか『アルゴ探検隊』のファンタジーが入ってるのは違和感を覚えるよなぁ。好きだけどさ。
『ダークマン』を入れて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』がランクインしてないのもなんだか。
2010年度DVD目録の『タイタンの戦い』のジャケットって、ハリーハウゼン版だよね? 2010年に再発売されたからってことじゃないよな。
ところで、サブジャンル別ベスト10でパラロマはやってくれないの? というか、本誌で特集組んでもバチは当たらないはず!(笑)
*1:異星人の郷 上 (創元SF文庫) (創元SF文庫)、異星人の郷 下 (創元SF文庫) (創元SF文庫)
*2:英雄たちの朝 (ファージングI) (創元推理文庫)、暗殺のハムレット (ファージング?) (創元推理文庫)バッキンガムの光芒 (ファージング?) (創元推理文庫)
*3:時の地図 上 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-1)、時の地図 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-2)
*5:ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
*7:ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
*11:人生の奇跡 J・G・バラード自伝 (キイ・ライブラリー)
*12:逆光〈上〉 (トマス・ピンチョン全小説)、逆光〈下〉 (トマス・ピンチョン全小説)
*16:アンランダン 上 ザナと傘飛び男の大冒険、アンランダン 下 ディーバとさかさま銃の大逆襲
*17:機械探偵クリク・ロボット〔ハヤカワ・ミステリ1837〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)