The Expendables

『エクスペンダブルズ』鑑賞


スタローンとシュワルツェネッガーの2ショットだけで1000円の価値はある。
ブルース・ウィリスとの3ショットでもう1000円。
これだけで200円お釣りが来るクオリティ。


決して貶してるわけじゃないですよ。
ジャスティスリーグというか、アヴェンジャーズというか、要するにお祭りで、それが楽しめなさそうなら見ないが吉。
ランボーも歳には勝てず、体中に弾丸巻きつけないでハンドガン使いになったか、としんみりしたり、偵察と言いつつ敵を殲滅してガッツポーズを取り、グレネードランチャーが音を立てて飛び交い、大爆発と共に主人公がジャンプ、「アメリカンチョッパー」みたいなバイクで意味なく勢ぞろい、大真面目に大味な展開を狙ったとしか思えない脚本……
そんな既視感あふれる最新作を満喫しなくちゃ(笑)


真面目に語ることもないんだけど、野暮は承知で言うなら、キャラの特技をもうちょい差別化して欲しかったなぁ。
特にトール・ロード(カリフラワー耳)は破壊工作のプロらしいけど印象薄い。
敵側にもメジャーなアクションスターを配置して欲しかった。敵の将軍が『デクスター』のエンジェル役の人なんで、いい人にしか見えなくて困った。
一番気になったのが、ドルフ・ラングレン。当時、ステロイド使ってたかどうか知らないけど、年取ったというか、しぼんじゃったなぁ……。


中二男子にはオススメ。R15+だけど(笑)
あと、パンフが非常に濃いのでお帰りの際には是非。