話の話 ロシア・アニメーションの巨匠─ノルシュテイン&ヤールブソワ

はりねずみく〜ん


というわけで、神奈川県立美術館葉山館で開催中の「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠─ノルシュテイン&ヤールブソワ」に行ってきた。


ノルシュテインの作品は、明らかに絵本的な絵柄なのに、動きが実写であるかのようにリアル。何気ない動きを執拗なまでの緻密さで再現し、現実以上に現実を浮かび上がらせる。
彼の技術の集大成とも言えるのが、今も製作中の『外套』。音はまだ入ってないんだけど、動きだけで、主人公の日常、毛布にくるまって幸せそうな様子がわかる。問題は、まだ新しい外套を買ってなさそうなんだよな。ちゃんと完成するのか?
展示は、その『外套』を中心としたスケッチや絵コンテなど。撮影で使ってるパーツもあると嬉しかったんだけど、なかなか見ごたえがあり、アニメ好きならオススメ。