THE CASE OF THE MISSING BOOKS

蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) (創元推理文庫)

蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) (創元推理文庫)

『蔵書まるごと消失事件』イアン・サンソム〈創元推理文庫297-02〉
移動図書館貸出記録シリーズ第1巻

図書館司書となるため、アイルランドの片田舎タムドラムまでやってきたイスラエル。しかし、図書館はすでに閉鎖されていた! その代案として提供されたのが移動図書館の司書。しぶしぶ引き受けたものの、蔵書がすべて消えていた。一万五千冊もの本を、いったい誰が!?

う〜ん。
あんまり感想ないなぁ。
ひじょうにライトで、スピードが遅い俺でも時速150ページに迫る勢いで読み終わった。
イメージしていた作品とはかなり異なっていて、あんまり本の話および本の虫という感じがしない。主人公は本ばかり読んでいて、世間知らずというのはいいんだけど、それにしては、その知識を活かす場面もあんまりないしなぁ。要領の悪い主人公が田舎町で四苦八苦していただけという印象。コージーってこういうもの?
つまらなくはなかったんで、つづきは出れば読むけど、新刊買いは微妙かなぁ……。


ところで、コージーって、ティーポットの保温カバーのことなのね。コージーコーナーと関係あるのか? と思ってたけど、あながち無関係ではないのか(笑)