バイロス蔵書票展

昨日、熊の前に、銀座のヴァニラ画廊で開催中の「バイロス蔵書票展」に行ってきた。



ああ、美しい。
挿絵とはまた違って、蔵書票という小さなスペースに、バイロスのテイストと依頼人の注文が高密度で描き込まれ、ページを開いた瞬間に、匂いが部屋に広がるよう。
出版物ではないため制約がなく、エロティックで幻想的な表現は多岐に渡っている。
裸(半裸)の女性が描かれた物がほとんどで、彼女たちに恥じらいはなく、魔女的な表情がいいんだよね。しかし、露悪でありながら官能的、無防備のような見られていることを意識しているような、相反する仕草を身につけているのが彼女たちの魅力。
また、蔵書票なので本と絡んでいる作品が多いのも個人的に嬉しい。


13日までなので興味がある方はお早めに。
画廊はちょろちょろ気になったのがやってるんだけど、アンテナに引っかかりにくいんだよな〜