ロリコン

ロリコン

ロリコン

ロリコン高月靖〈バジリコ〉
傑作『南極1号伝説』*1の著者による新作なので着手。
日本における「ロリコン」概説本。
個人的に、ロリコンという言葉を認識したのは89年頃。つまり終わりの始まりの年で、それ以前には漫画もあまり読んでなかったんで、ロリコン文化自体はよく知らないんだよね。今思えば、『くりいむレモン』も確かにロリか。
そんなわけで、概説としては知識に入れられたかな。
ロリコン自体の是非は問わないのはいいんだけど、そこに視点を置いたサブカル通史という感じで、もっと深いものを期待するとちょっと拍子抜けかも。『南極1号伝説』ほど作者に興味が感じられないんだよなぁ。
業界人へのインタビューはなかなか面白い。