2010年2月号

S-Fマガジン 2010年 02月号 [雑誌]

S-Fマガジン 2010年 02月号 [雑誌]

今月は、『創刊50周年記念特大号PART・II 日本SF篇』
毎度のことながら国内作家は読んでません。


読者賞は
1位「フルーテッド・ガールズ」……パオロ・バチガルピ*1
2位「暗黒整数」……グレッグ・イーガン*2
3位「蟹は試してみなきゃいけない」……バリントン・J・ベイリー*3
4位「鏡」…… チャイナ・ミエヴィル*4
5位「祝宴」…… アンドレイ・サロマトフ*5
という結果。
「蟹は試してみなきゃいけない」がぶっちぎりだと思ってたんで、「フルーテッド・ガールズ」の1位はちょっと意外。エロくて好きですが(笑)これは、短篇集出すしかないでしょう。
「祝宴」も変な話でよかったんだけど、入ると思わなかった。


SFマガジンの早川さん」
10年近く前、早川さんと同じく大量(30年分)のS-Fマガジンブックオフで見つけて買ったなぁ。それで腰痛が一気に悪化。いい思い出(笑)
50年後の岩波さんが……。これは未来の岩波書店を暗示?(笑)


SFマガジン・表紙ギャラリー」は中島靖侃金森達の間のイレギュラー作家。


大森望の新SF観光局」
初めて買ったS-Fマガジンアンケート結果。


堺三保アメリカン・ゴシップ」
ドラマ『ドールハウス』の話


「デッド・フューチャーReMix」は、お休み。


「SF挿絵画家の系譜」は、司修


「サはサイエンスのサ」は、お休み。


「サイバーカルチャートレンド」は、フリーソフトウェアライセンス、GPLの話。
まさにサイバーパンクな話だなぁ。


「センス・オブ・リアリティ」は、
金子隆一は、暗闇のショウジョウバエ実験。この話は面白いよなぁ。
香山リカは、キレる子ども。


「MAGAZINE REVIEW」は〈F&SF〉誌
"Economancer"キャロリン・アイヴス・ギルマン
"Firehorn"ロバート・リード
"Spaceman"マイク・オドリスコル
が面白そうだった。


来月は2009年度・英米SF受賞作特集。