今年の夏休み2009(4)

8月5日


連日の石畳歩きが効いたのか、腰と足がやばいことに。
特に腰はちょっと歩いただけで痛い。


プラハ城方面へ向かう。


その途中のネルドヴァ通りには、表札代わりのイカレリーフが並んでいて、勝手に妄想命名ですよ。
〈黄金の杯〉亭



〈三つのバイオリン〉亭



〈メデュウサ〉亭



〈赤い獅子〉亭



遠くからだと立体的に見えるこういう装飾もよく見かけた。



坂を登るとプラハ

そこからの眺め。



黄金の牛が!



入って嫌でも目にはいるのが聖ヴィート大聖堂
ひたすら巨大。



ムハ(ミュシャ)のステンドグラス。



ガーゴイル好きにはたまらない。



中庭にはいくつも美術館や博物館がある。
グリーンベレー(?)とカールのステキな2ショット。

入らなかったけど、軍事博物館かな?


奥へ進んでいくと、錬金術師たちが住んでいたとかいなかったか伝えられる黄金小路
青い建物がカフカの仕事場。



今はおみやげ屋になっていて、2階には甲冑などが展示されている。
ここにも拷問室が!



黄金小路を抜けると牢獄として使われていたダリボルカ塔
その途中にあった凄いorz像(笑)



グリフィスが拷問されていた塔みたい。というかモデルか?

またまた拷問が!

チェコ、そんなに拷問展示が好きか!?(俺も)


正門に戻って、衛兵の交代を見る。

衛兵はぴくりともせず、1時間おきに交代。12時は楽隊もあって賑やか。


城を後にして、Novy Svet地区へ。
ここに、今回の最大の目的その2が!
ガンブラ・ギャラリー
 


ヤン・シュヴァンクマイエルのアトリエ兼ギャラリーなのです!
が、閉まってる……
日時は開いてるはずなんだけど……
訪問記はたいてい何年か前の日付だし、嫌な予感はしたんだよなぁ。
奥さんが亡くなったから、閉めちゃったのしから。
聖地に実際に触れられただけでよしとしましょう。


気を取り直して、ストラホフ修道院へ。

ここは以前Candida Hofer : Librariesで見て惚れたんだけど、プラハにあると知ったのはガイドブックを見てから。


おおっ! ブンダーカマー!



哲学の間は改装中。



廊下の奥の壁はだまし絵で、続いているよう描かれている。



こちらが神学の間。



もう、書痴なら過呼吸になっちゃいますよ。
たっぷり堪能して、敷地内にあるペクロというレストランへ。

昔のワイン倉を利用したものでいい雰囲気。
ちょっと高め。


一休みして、旧市街へ降りる。
国立マリオネット劇場へ。



シュヴァンクマイエルがきっかけでチェコを訪れた者なら、観劇は外せないでしょう。
演目は『魔笛』。



マリオネットだけが動いてるのかと思ったら、人間自体も舞台装置として登場。
本来の形なのか、現代の形なのか、観光客用なのかはわからないけど。


4日目おわり。
腰が……