THE SANDMAN Preludes & Nocturnes

サンドマン (1) (DC COMICS VERTIGO)

サンドマン (1) (DC COMICS VERTIGO)

サンドマン (2)

サンドマン (2)

サンドマン プレリュード&ノクターンニール・ゲイマン/他〈インターブックス〉
訳されたゲイマン作品はだいたい読んでるし、アメコミ好きと自称してますが、スミマセン! 初読です! 『ウォッチメン』の勢いで着手。

魔術師によって囚われた夢の王ドリーム。何十年も機会をうかがい、ついに脱出するが、自分が不在のうちに夢の王国は荒廃していた。彼は奪われた三つの力を取り返すため、世界を駆けめぐる!

前々からの印象だったんだけど、やはりゲイマンは絵があった方が引き締まるなぁ。
1巻は特に感想ないんだけど、第6章の「24時間」はまさに悪夢と狂気で素晴らしい。ドリームのルビーを手に入れたドクター・ディスティニーによって、ダイナーにいた普通にいた人々が狂わされていく様は圧巻。
また、第8章の「翼のはためき」は、必ず訪れる「死」の描き方がひじょうに自然な感じで印象的。
知識としては知ってたけど、ホントにDCユニバースとつながってたのね。コンスタンティンとかアーカムはいいけど、マーシャン・マンハンターは浮くなぁ(笑)