土曜の妖怪散歩
『[rakuten:book:13029176:title]』のコースに倣って、マイミクと新宿〜後楽園方面に妖怪散歩。
鬼王神社
武家屋敷にあった邪鬼像が夜中になると行水をするので、持ち主が斬りつけたところ、災難が続いたので奉納されたとか。
肩に傷があるらしいけど、今ではわからず。
手水鉢を持つ姿はかわいい。
大宗寺
巨大な閻魔大王と奪衣婆の像があるんだけど、扉が開かれるのはお盆。
隙間からしか見られません。
於岩稲荷田宮神社
『四谷怪談』で有名なお岩さんを祀った神社。
実在の人物だそうですが、怪談は全くの創作。
牛天神北野神社
牛の形をした石があり、願い事をしながら撫でると叶うそうだけど、牛に見えない……
太田神社
牛天神北野神社の横に天鈿女命と猿田彦命とを祀った神社。
もともとは、貧乏神・黒闇天女(悪者っぽい)を祀っていたが、貧乏旗本を救ってから、福の神に転じたとか。
源覚寺
通称こんにゃく閻魔。
眼病を患った老婆に、閻魔が自らの右目を与えて、それに感謝した老婆が自分の好物のこんにゃくを供えた、というのが由来。
同じ境内にはある「塩地蔵」は、歯痛治癒の願いで塩を供える。
大宗寺にも同じような地蔵があったんだけど、閻魔と歯痛って関係あるのかしら?
沢蔵司稲荷
伝通院に沢蔵司という修行僧がいて、三年で浄土宗の奥義を極めてしまった。
彼は実は稲荷大明神で、以前から勉強がしたく、これからは伝通院の守護をすると住職の夢に現れた。
以降、住職は沢蔵司を稲荷を作って祀ったと言われる。
萬盛
その沢蔵司が夜ごとに食べに来たと言われるそば屋。
店内には、お稲荷様が祀られています。
おまけ。
妖怪・指圧入道ではなく、浪越先生のブロンズ像。
今回は神社ばかりだったんだけど、結構お参りに来る人っているのね。
次はタヌキ巡りか、高尾山の天狗かな〜