SFが読みたい!2008年版

SFが読みたい!〈2008年版〉発表!ベストSF2007 国内篇・海外篇

SFが読みたい!〈2008年版〉発表!ベストSF2007 国内篇・海外篇

表紙はcocoさん。これは、本誌の表紙も遠くない未来か……(笑)

ベストSF2007
1位『双生児』クリストファー・プリースト
2位『ゴーレム100』アルフレッド・ベスター
3位『ひとりっ子』グレッグ・イーガン
4位『輝くもの天より墜ち』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
5位『オリュンポス』ダン・シモンズ
6位『擬態−カムフラージュ』ジョー・ホールドマン
7位『老人と宇宙』ジョン・スコルジー
8位『マジック・フォー・ビギナーズ』ケリー・リンク
9位『火星の長城』アレステア・レナルズ
10位『キルン・ピープル』デイヴィッド・ブリン
11位『大失敗』スタニスワフ・レム
12位『最後のウィネベーゴ』コニー・ウィリス
13位『鉄の神経お許しを 他全短編』エドモンド・ハミルトン
14位『恐怖の兜』ヴィクトル・ペレーヴィン
15位『すべての終わりの始まり』キャロル・エムシュウィラー
16位『千の脚を持つ男』中村 融・編
17位『剣嵐の大地ジョージ・R・R・マーティン
17位『ゴールデン・エイジ』ジョン・C・ライト
19位『《イルミナティ》三部作』ロバート・シェイ&ロバート・A・ウィルスン
20位『時の眼』アーサー・C・クラークスティーヴン・バクスター

13作読んでました。
1〜3位は、まぁ順当なのかな? 『擬態−カムフラージュ』はそんなに面白かったか?
この中で、けっこう記憶に残っているのは、『双生児』『老人と宇宙』『マジック・フォー・ビギナーズ』『最後のウィネベーゴ』『千の脚を持つ男』あたりかなぁ。『双生児』は再読しようかしら。
でも、一番深いのは、やはり《イルミナティ》三部作。元ムー民の陰謀論好きとしては、たまりませんよ。オススメしにくいけど。
『恐怖の兜』はスルーしてたんだけど、かなり評判がいいんで今度読んでみよう。
それにしても、クレンツを推してるのは何故? ネタとしては読んどくべきかと思わないでもないけれど。でも、スウェンドスンは好きだけどね。


毎年楽しみなのが、各社の刊行予定。
早川書房は、《新しい太陽の書》が4月からやっと刊行。カバーは小畑健か……。どうなんだろ?
河出書房新社は、奇想コレクション、『ブラック・ジュース』と楽しみ。そして、『ハローサマー、グッドバイ』がついに新訳で!
国書刊行会は、M・ジョン・ハリスン、ジーン・ウルフが予定。未来の文学第三期もゾクゾクするけど、早すぎるよ(笑)
東京創元社は、マイルズ・シリーズ、『スピン』『レインボウズ・エンド』と楽しみ。『ブルー・マーズ』の名は消えたか……
扶桑社は『エンジン・サマー』が復刊予定。Deathbird Storiesはいつまで待機?