2008-01-23 『ガイア動物記』 岡崎二郎 最近、オリジナルをちゃんと読んでないんで、スルーしちゃうところでした。 えらく久々の読み切り。 海底にたどり着いてみたい、一匹のマッコウクジラ。 いつも水圧などに耐えられずに、上がってしまう。 数十年が経ち、ついに彼は数千メートルを潜っていくが、そこで見たものは……! 「どこから来てどこへ行くのか」「なんのために生きているのか」という命題は、人間だけでなく全ての存在が持っている、という系列の作品。 サンちゃんも好きだけど、やはり、こういう生命の奥深さ、哲学を感じさせる短篇はいいなぁ。