第65回世界SF大会
ワールドコン3日目に行って来た。
3日目といっても、参加は今日が初めて。
9時半前に着いて、まずレジストレーション(登録)
うう……長い。
かなり待つとは聞いていたけど、結局、10時ちょいくらいに完了。
これは何とかして欲しかった。
ディーラーズルームはかなり期待はずれ。
もっと変なものが売ってると思ったのに。
オタクの群れはコミケとかワンフェスで慣れてるけど、
いや、SFオタクしかいない空間って言うのは初体験(笑)しかも多国籍。
午前中はサイン会ばかり行ってて、企画は見れず。
G・デイヴィッド・ノードリーは「エリカの海」が載った『S-Fマガジン』を持ってく。
この作品、結構好きなのです。
拙い英語で、「イカが好きです」と言ってきました。
優しそうなおじさんでした。
パット・キャディガンは「途方に暮れて」が収録された『ワイルドカード』
優しそうなおばさんでした。
ジェフリー・A・ランディスは『火星縦断』と『20世紀SF(6)』
『火星縦断』より、「日の下を歩いて」の方が好きなのだ。
博士っぽかった(笑)
見たい企画は混んでてあきらめたものの、せっかくなんで大広間で行われていた「サイエンスとサイ
エンスフィクションの最前線、そして未来へ!」に入る。
これ、NHKスペシャルみたいで面白かったです。小松先生、話し長いですよ(笑)
15時から「ドイツのSFって、今どうなってんの?」
ドイツのSFなんてほとんど読んでないのに、結構こういう現状とか聞くのは好き。
16時から「SF奇書の世界」をちょっと覗く。
『SF奇書天外』の補足的だったので、しばらくして出る。
で、18時からヒューゴー賞受賞式。
司会はジョージ・タケイと大森望。
結果は以下。
ノベル部門:
Rainbows End
ヴァーナ-・ヴィンジ
ノヴェラ部門:
A Billion Eves
ロバート・リード
ノヴェレット部門:
ジンの花嫁 "The Djinn's Wife"
イアン・マクドナルド
ショートストーリー部門:
見果てぬ夢 "Impossible Dreams"
ティム・プラット
関連書籍部門:
James Tiptree, Jr. :The Double Life of Alice B. Sheldon
ジュリ・フィリップス
長篇映像部門:
パンズ・ラビリンス
短篇映像部門:
ドクター・フー「暖炉の少女」
長篇編集者部門:
パトリック・ニールセン・ヘイデン
短篇編集者部門:
ゴードン・ヴァン・ゲルダー
セミプロジン部門:
Locus
チャールズ・N・ブラウン&カーステン・ゴン=ウォン&リザ・グロウン・トロンビ編集
ファンライター部門:
デイヴ・ラングフォード
プロアーティスト部門:
ドナート・ジャンコーラ
ファンジン部門:
Science-Fiction Five-Yeariy
リー・ホフマン&ジェリ・サリヴァン&ランディ・バイヤーズ編集
ファンアーティスト部門:
フランク・ウー
ジョン・W・キャンベル新人賞:
ナオミ・ノヴィク
ノベル部門はピーター・ワッツを期待したんだけどなぁ。
ノヴェレット部門の「ジンの花嫁」はそんなに好きじゃないんだよな。
「夜明け、夕焼け、大地の色」に投票してました。
ショートストーリー部門正直意外。
「見果てぬ夢」は嫌いじゃないんだけど、受賞作らしいかといわれると?
投票では趣味的に「八つのエピソード」に入れました。
関連書籍部門の『James Tiptree, Jr.:The Double Life of Alice B. Sheldon』は順当かな。
長篇映像部門は『パンズ・ラビリンス』ノミネートで唯一見てないから、投票は最低点(笑)
デル・トロ監督は『ヘルボーイ2』の撮影で来られず。
明日も行ってきます〜