ODIN SPHERE

オーディンスフィア

やっと『オーディンスフィア』をクリア。


キャラクターの仕草、ゲームシステム、悪者は巨乳（笑）という『プリンセスクラウン』の正当なる後継者。
基本的に同じことの繰り返しなんだけど、個人的には気にならなかったなぁ。
むしろ、処理落ちをなんとかして欲しかった……
あと、芝居がかった台詞はちょっと苦手（ニーベルゲンの指輪と考えれば、狙ってるんだろうけど）


ファンタジー作品としては、世界観はかなり確固として、なかなか完成度は高いんじゃないでしょうか。
ラストはかなり寂しげだけど、ラグナロックとしてはああいう着地点か。
スタッフロール、エンディングテーマ、ともにケルティックで統一されていて、余韻を残します。
一通り終わって、屋根裏部屋に戻ってくるところが、個人的にはかなりしびれた。ファンタジーは全く異世界じゃなくて、「ここ」と地続きの「どこか」であってほしいんだよねぇ。
ラストのおまけで全ての環が閉じるのも素晴らしい。


で、これでやっと本が読める……
ゲーム脳とかトンデモで批判するんじゃなくて、
ストレートにゲーム始めると、ゲーム以外何もやらなくなっちゃうことで批判した方がいいと思うんだけど（笑）