6月の主な海外SF・FT・ミステリ・その他新刊予定

http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/bunko/01_b.html


ハヤカワSF
・『氷と炎の歌王狼たちの戦旗(4)』……ジョージ・R・R・マーティン
・『サンサーラ・ジャンクション』……ジョン・コートニー・グリムウッド
・『パーンの竜騎士10 竜と竪琴師』……アン・マキャフリイ
・『宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズ336 時間ダイヴァー』……クナイフェル&ヴルチェク
・『ハヤカワ名作セレクション スロー・バード』……イアン・ワトスン
ハヤカワ文庫FT
・『タムール記6 天と地の戦い』……デイヴィッド・エディングス
・『ドレスデン・ファイル 魔を呼ぶ嵐』……ジム・ブッチャー
ハヤカワHM
・『シャム猫ココシリーズ 猫はひげを自慢する』……リリアン・J・ブラウン
・『笑う未亡人』……ロバート・B・パーカー
・『リーバス警部シリーズ 血の流れるままに』……イアン・ランキン
・『墜落』……リンダ・フェアスタイン
ハヤカワNV
・『聖なる遺骨』……マイクル・バーンズ
ハヤカワNF
・『黒体と量子猫(1)(2)』……ジェニファー・ウーレット
HPB
・『灯台』……P・D・ジェイムズ
・『狂人の部屋』……ポール・アルテ
単行本
・『アパルーサの決闘』……ロバート・B・パーカー
・『錆びた刃』……マーカス・セイキー
・『ミスフォーチュン』……ウェズリー・ステイス
・『ミシル』……キム・ビョラ
・『リトビネンコ暗殺』……アレックス・ゴールドファーブ&マリーナ・リトビネンコ
・『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』……スコット・リンチ


創元推理文庫F
・『ブラス城年代記2 ギャラソームの戦士【新版】』……マイケル・ムアコック
・『驚異の発明家の形見函(上下)』……アレン・カーズワイル
創元推理文庫
・『007 バラと拳銃【新版】』……イアン・フレミング
・『快盗タナーは眠らない』……ローレンス・ブロック
・『サム・ホーソーンの事件簿(5)』……エドワード・D・ホック


角川文庫
・『サークル・ナンプレ』……ピーター・M・ヒギンズ
・『変身』……フランツ・カフカ
・『ラブ・ストーリー』……エリック・シーガル
・『新訳 リチャード三世』……シェイクスピア
単行本
・『1/4のオレンジ5切れ』……ジョアン・ハリス
・『ドッグ・ウォーカー』……アーサー・ブラッドフォード


河出文庫
・『プロヴァンスの贈りもの』……ピーター・メイル


講談社文庫
・『NINE(上下)』……J・バーク
・『口は災い』……R・ボウエン


ランダムハウス講談社
・『シャンパンとまわり道』……スーザン・ブロックマン
・『あるスキャンダルの覚え書き』……ゾーイ・ヘラー
・『ウエディング・プランナーは狙われる』……ローラ・ダラム
・『リスクファクター』……ステラ・リミントン
・『ボルベール』……ペドロ・アルモドバル
・『ネイティヴ・アメリカンの教え』……エドワード・S・カーティス
・『中国小説集』……中島 敦


光文社文庫
・『密偵ファルコシリーズ14 娘に語る神話』……リンゼイ・デイヴィス
古典新訳文庫
・『ヴェニスの商人』……シェイクスピア
・『おれにはアメリカの歌声が聴こえる 草の葉(抄)』……ホイットマン


集英社文庫
・『もう一度夜明けに(仮)』……サンドラ・ブラウン
・『イルミナティ(2)黄金の林檎』……ロバート・シェイ
・『山の郵便配達』……ポン・ヂェンミン
・『九つの物語』……サリンジャー


新潮文庫
・『暗号解読(上下)』……サイモン・シン
・『ロッティー、家へ帰ろう』……テリー・ケイ


villagebooks
・『Zodiac(仮)』……ロバート・グレイスミス
・『イヴ&ローク(15)汚れなき守護者の夏』……J・D・ロブ
・『AMAGANSETT(仮)(上下)』……マーク・ミルズ
・『オリヴィア・ジュールズ(仮)』……ヘレン・フィールディン
・『五つ星ホテルの24時間(仮)』……イモジュン・エドワーズ・ジョーン


扶桑社文庫
・『ダイハード4』……マーク・ボンバック
・『アメリカ(上下)』……スティーヴン・クーンツ
・『ニューヨーク・セレブ事情』……カラショフ&カーグマン
・『キー(3)』……ノーラ・ロバーツ


二見ミステリ文庫
・『ハズバンド・トラップ』……トレイシー・アン・ウォレン
・『悪魔の使徒(上下)』……グレン・ミード
・『ウィリング』……ルーシー・モンロー


文春文庫
・『復讐はお好き?』……カール・ハイアセン


ハヤカワは、
まず、ジョン・コートニー・グリムウッドの『サンサーラ・ジャンクション』
近未来の歴史改変世界を舞台に、殺し屋とその相棒の知能を持った銃は、誘拐された少女娼婦奪還のため、宇宙コロニーへと向かう!というあらすじはひどくそそられる。ただ、以前S-Fマガジンに載った「樅の木食堂で朝食を」がさっぱりはまらなヵったからなぁ。
『竜と竪琴師』もはや、パーンは惰性になっちゃってるんだけど、ロビントン師が主人公だし、新刊買い。
ハヤカワ名作セレクションは『スロー・バード』。新短編集も出ないかなぁ。「ライフ・イン・ザ・グルーヴ」はどっかに収めて欲しい。
『ドレスデン・ファイル 魔を呼ぶ嵐』のシカゴで唯一、電話帳に〈魔法使い〉として登録している、という設定はかなり好み。
『黒体と量子猫』はポピュラー・サイエンスの文庫ものなんでチェック。
『ミスフォーチュン』は来月に延びたのかな?
『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』は詐欺師チームのピカレスクものでかなり惹かれるんだけど、RPG世代の作者っていう肩書きが引っかかる。『7ワンダーズ』は本当にはずれだったからなぁ。


創元は、
『驚異の発明家の形見函』が文庫落ち
『快盗タナーは眠らない』は、設定がかなり好みっぽい。


角川は、
『ドッグ・ウォーカー』をチェック。
アーサー・ブラッドフォードは以前にもS-Fマガジンで犬ものが掲載されました。
変な話だった記憶はあるんだけど、内容を全く覚えてません(またか……)


ランダムハウス講談社の、
中島敦の『中国小説集』がちょい気になる。


新潮は、
『暗号解読』が文庫落ち
まだ、落ちないと思って、単行本で読んだはかりなのに〜


個人的にはこんなところ。
来月は立て込むなぁ。