SFが読みたい！2007年版

SFが読みたい!〈2007年版〉発表!ベストSF2006 国内篇・海外篇

ベストSF2006は以下。
1位『デス博士の島その他の物語 （未来の文学） [ ジーン・ウルフ ]』ジーン・ウルフ
2位『[rakuten:book:11883328:title]』ダン・シモンズ
3位『[rakuten:book:11870470:title]』チャールズ・ストロス
4位『火星縦断 （ハヤカワ文庫） [ ジェフリー・A．ランディス ]』ジェフリー・A・ランディス
5位『[rakuten:book:11819615:title]』マイクル・スワンウィック
6位『グラックの卵 （未来の文学） [ ハーヴェイ・ジェイコブズ ]』アンソロジー
7位『ベ-タ2のバラッド （未来の文学） [ サミュエル・R．ディレ-ニ ]』アンソロジー
8位『移動都市 （創元SF文庫） [ フィリップ・リ-ヴ ]』フィリップ・リーヴ
9位『[rakuten:book:11904261:title]』アイリーン・ガン
10位『[rakuten:book:11579573:title]』ゼナ・ヘンダースン
11位『[rakuten:book:11820171:title]』カズオ・イシグロ
12位『[rakuten:book:11547482:title]』アーシュラ・K・ル＝グィン
13位『[rakuten:book:11883314:title]』アレステア・レナルズ
14位『[rakuten:book:11820182:title]』J・G・バラード
15位『[rakuten:book:11843371:title]、[rakuten:book:11843372:title]』ロイス・マクマスター・ビジョルド
16位『[rakuten:book:11890734:title]』ケン・マクラウド
17位『《銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)》5部作』ダグラス・アダムズ
18位『地球の静止する日―SF映画原作傑作選 (創元SF文庫)』アンソロジー
19位『[rakuten:book:11560729:title]』エドモンド・ハミルトン
20位『[rakuten:book:11882812:title]』ジェフリー・フォード

おおっ！　16冊読んでる！　頑張ったなぁ、俺。
それはさておき。
『デス博士の島その他の物語』はちと吃驚か。
でも、この中だったら入れるかなぁ。「アメリカの七夜」好きだし。
個人的には、『移動都市』『メモリー』『ベータ２のバラッド』『火星縦断』が楽しめました。
ネオスペオペは見事にみんなランクイン。
まぁ、ハヤカワはそれしか出してなかったかのような印象……
国書の未来の文学がみんな入ったのも素晴らしい。
20位の『シャルビューク夫人の肖像』も意外。短編集出してよ。

さて、毎年楽しみなのが、各社の刊行予定。
早川書房は、
レナルズ『贖罪の方舟』、ティプトリー・ジュニア『ブライトネス・フォール・フロム・ザ・エア』、バックナー『ウォー・サーフ』、ホールドマン『カムフラージュ』、プリースト『双生児』、リンク『初心者のための魔法』（すべて仮題）と楽しみ。スペオペは減った？　ムアコックの《フォン・ベック》ものも出るようだけど、『堕ちる天使』の復刊？
東京創元社は、
ビジョルド『コマール』、クローンSFのアンソロジーが予定。『コマール』は出ないものとして覚悟してます。
河出書房新社は、
《奇想コレクション》、それからスタージョンの第三弾、ラナガン『ブラック・ジュース』が予定。
国書刊行会は、
《未来の文学》、張系国『星雲組曲』台湾SFだそうで、気になる。グレイ『ラナーク』、M・ジョン・ハリスン『ライト』、ジーン・ウルフ『The Wizard Knight』、伊藤典夫評論集成は今世紀中って笑えないよ。
扶桑社は、
ケッチャムの『オフ・シーズン』の続編が！　《野獣館》って終わってなかったのか。『エンジン・サマー』が復刊。イアン・バンクス『The Bridge』。エリスン『Deathbird Stories』は本当に出るのか!?