学会初参加

と学会の『日本トンデモ本大賞2006』ですが。

今年のノミネート作品
角川春樹わが闘争―不良青年は世界を目指す』(イースト・プレス
・樹門幸宰『姓名の暗号―あなたの過去、現在、未来のすべてがわかる』(幻冬舎
・前田文彬『量子ファイナンス工学入門』(日科技連)
・森田健『「「私は結果」 原因の世界への旅 (講談社 +α文庫)』(講談社
・森野正春『光とは何か?人類が100年間も騙され続けた相対性理論の大嘘 Shocking science』(徳間書店

初参加だったんだけど、ただ本の紹介だけだと思っていたら、いろんなことするのね。


まず特別講演。
電車男』上海版と台湾版に見られる中国語翻訳の比較、と
東日流外三郡誌を例に古文書の作り方の講演が大変面白かった。
台湾版はケロロ軍曹とか、ぬるぽまで解説されているのか……


次に候補作の紹介。


投票の集計結果かが出るまで演芸。
ガンダム紙切り大東両先生が体を壊されて、来られなかったのは残念。
作品は見ることが出来たんだけど、
おそらく、イメージしているよりも遥かにリアルなんで、興味がある方はこちらを。


今年は去年に比べると小粒だったそうで、接戦が予想されると思いきや、
2位に倍以上の大差を付けて『量子ファイナンス工学入門』が今年の大賞を受賞。
経済も量子力学の説明も正しいのに、両者を混ぜて解説しているためにトンデモないことになっているという本。
読みたくなりました。


来年も行きたいなぁ。