FLANKENSTEIN IN SUSSEX

サセックスフランケンシュタイン』A・C・アルトマン〈河出書房新社 今日の海外小説〉読了
短篇集。以前から読みたかった一冊。

収録作品
サセックスフランケンシュタイン
「船旗の頭文字−船室と暖炉と映画館棧敷のための物語」
・「解けないなぞ」
・「カーペンタリア湾にて」
・「踊り手」
・「ソフィアという名の生き物」
・「黒海にて」
・「異常な疫病神」
・「ロムバルディの活き蝋人形」
・「二種類のお茶」
・「危険な冒険」
・「小兎」
・「コンラッド・トレゲラスの冒険」
・「ワルドミーア・グリーバラック
・「フー・マンチューに本当に会った話」

んん〜……
今だから言えるけど、この内容なら買わなくてもよかった……
フランケンシュタインがアリスを強姦する話、て聞いたら、これは必読(?)っぽいじゃない。
「船旗の頭文字−船室と暖炉と映画館棧敷のための物語」も短篇集で、これと表題作が底本。
全体的にジャンル小説のパロディなのね。
フランケンシュタイン、アリス、パルプの冒険もの、ラブクラフト風、ホジスン風、etc……
その一つ一つも非常に短く、感想も特にありません。
それとも、楽しみ方に気づいてないのかなぁ。