ラブレター・フロム・カナダ

展覧会ハシゴ。


東京都写真美術館で、
平成17年度文化庁メディア芸術祭受賞作品展
最終日の日曜日ということもあってか、混んでました。
結論から言うと、あらかじめ見たいものを決めて、それをやっている日に行くのがベストなのね。
なんとなく行って、やっているものを見るという形だと、あまり楽しめないかも。
せっかくなんで、SIGGRAPHアメリカのメディア芸術フェスティバル)を鑑賞。
これが、玉石混淆というのとはまた別で、実験映像っぽいのと短篇が混ざってる。
個人的には、お祖母さんが卵焼きを焼く短篇アニメが好き。


漫画の大賞は『失踪日記』これはいいとして、
優秀書に『エマ』が入っているのが、どうも違和感(笑)
そりゃ、好きな漫画だから嬉しいけど、こんな、マニア向けというか、
メイドがお役所に表彰されている状況が笑える。


バイスアートの展示で、
ジャズの演奏で、ヘッドフォンをかけて、楽器の方向を向くと、
そちらにあるピアノとかギターの音がクローズアップされて聴けるというシステムが面白かった。
あれがもっとコンパクトになったら、いい感じかも。


次に、カナダ大使館で、 「ジョン・ハウ:ファンタジー画の世界」展
大使館なんて初めて行きますわ。
ここで事件を起こしたら、警察庁に捕まるのか、それともカナダに身柄を拘束されるのか、
ビクビクしながら向かうと、警備員に呼び止められる。
何かと思ったら、客が多いから、インターネットで紹介されたのか? と訊かれる。
ジョン・ハウは、『指輪物語』の挿し絵や『ロード・オブ・ザ・リング』のヴィジュアルスタッフ。
カナダ人だったのね。
いわゆるファンタジーの絵は、やはり欧米の画家の方が雰囲気あるんだよねぇ。
気に入ったのは、縦に細長いナズグルの絵と、
オーク一覧(笑)、紋章一覧みたいな感じの絵。
ファンタジー者は是非行くべきだけど、平日しかやってないのがなぁ(土日は3/4、5だけ)