第52回カンヌ国際広告祭入賞作品研究発表会



今日は、毎年恒例のカンヌ国際広告祭入賞作品研究発表会。
で、これまた毎年恒例で会社サボって行って参りました。


今年は初っ端から、グランプリ作品。
グランプリはHONDAのディーゼルエンジンのCM『GRRR』
え〜、ぶっちゃけ、単なるCM好きの素人としては、面白くなかった。
ディーゼルエンジンが、自然豊かな風景の中を飛んでいるだけのアニメ。
ところが、これは最初っからグランプリが決まっていたくらい、大絶賛だったとか。


今までは、ラストにタグ(メッセージみたいなもの)が出るCMが主流だったんだけど、
2年前にグランプリを獲ったIKEAのCMがあまりにも強烈すぎて、
ちょっと敬遠、または高度な要求になりすぎちゃって、
去年辺りから、何度でも楽しめる見世物タイプが主流になってきているらしい。
そんな中での、今年の『GRRR』
解説聞くとなるほどとは思うんだけど、やっぱり、どうもねぇ。


その他、グランプリ候補に票が入って気に入ったのは、
時間と空間を無視したような幻想的な映像のADIDAS『FOOTWEAR』
良質の短編アニメか、ビデオクリップのような、フランスのエイズ防止CM『VIBRATOR』かな。


あとは、
MERCEDESBENZ『SOUNDS OF SUMMER』
イギリス公共CM『VENTRILOQUIST』
CHARAL『THE RACE』
L'EQUIP『MOTHER』
VOLKSWAGEN『KIDS ON STEPS』
VOLKSWAGEN『SINGIN'IN THE RAIN』
UNI PRESIDENT『MOTHER'S DAY』
あたりが気になったかな。
ちなみに、UNI PRESIDENTの『MOTHER'S DAY』は去年衝撃だった、
いもむしちゃんの「新芽ちょうだ〜い」の続き。


毎年思うんだけど、この催しって、業界外の人って、どんくらい来てるの?