FORGOTTEN

フォーガットン』を鑑賞。


去年、SHOW BIZで紹介見たときは、個人的には、
バタフライ・エフェクト』の対抗馬と決めていました。


テリーは1年以上前の飛行機事故で愛する一人息子を失った。
いまだにその悲しみは癒えない。
しかし、ある日、息子を映したビデオやアルバムがなくなっている。
夫がやったのだと詰め寄るが、
実は、息子は最初から存在せず、彼女の妄想だと言う。
知り合いに訊いても、息子のことなど誰も知らない。
同じ事故で娘を亡くしたアッシュの元に行くが、
彼も娘など最初からいないと言う。
彼女の妄想なのか、それとも……


と言うようなあらすじ。
このあらすじだけだと面白そうだなぁ(笑)


バタフライ・エフェクト』の対抗馬というか、
競馬を見に行ったつもりが闘魚でした、て感じ。
率直に言うとハズレでしたわ。
この期待と鑑賞後の落差は、『マスターズ』ぶりかな。


ネタがすべてなんで、見に行こうと思ってる人のために多くは書けないけど、
シャマランの偉大さが心に染みた作品。


あと、『ER』のグリーン先生、さらに頭が薄くなっちゃったなぁ。










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やはり、書かずにはいられない。
以下ネタバレ。


この映画を語ると、一番近い比較対象は『サイン』
実は○○だった! て言うストーリーてリングは、
やはりシャマランの方がうまいし、何より笑える。
UFOに見せかけた神の啓示・信仰と思わせておいて、やはりUFO !
ていうのはさすが。
水が弱点でバットでタコ殴りがクライマックスって(笑)


ところが、『フォーガットン』の、
実は宇宙人と思わせておいて、やっぱり宇宙人ってオチはしらけるだけ。
そもそも、実験がつまんねぇよ。
カオス的に関連しあう人間の記憶を操作できる割には、
実験がうまく行かないと力技だし、
家ごとふっ飛ばしちゃうし。


最初、ヴァーチャル空間に再現されている人格の話かと思った。
国家安全保障局出てくるし。
そういや、最近は悪役はFBIじゃなくて、NSAなのね。


改めて、ハズレだった。
見に行った自体をフォーガットン