星雲賞

星雲賞の投票まであと1カ月あまり。
相変わらず日本ものはさっぱりわからないので、海外部門の予想。


【海外長編部門】
A)『不在の鳥は霧の彼方へ飛ぶ』……パトリック・オリアリー
B)『星海の楽園』……デイヴィッド・ブリン
C)『凶獣リヴァイアサン』……ジェイムズ・バイロン・ハギンズ
D)『モンスター・ドライヴイン』……ジョー・R・ランズデール
E)『アースシーの風 ―ゲド戦記V―』……アーシュラ・K・ル=グィン
F)『イエスのビデオ』……アンドレアス・エシュバッハ
G)『遺伝子の使命』……ロイス・マクマスター・ビジョルド
H)『異星人情報局』……ジャック・ヴァレ
Y)棄権
Z)その他


【海外短編部門】
A)『地獄とは神の不在なり』……テッド・チャン
B)『適切な愛』……グレッグ・イーガン
C)『ロブスター』……チャールズ・ストロス
D)『顔の美醜について―ドキュメンタリー』……テッド・チャン
E)『成熟』……シオドア・スタージョン
F)『火星の長城』……アレステア・レナルズ
Y)棄権
Z)その他


これ見ると、本当に去年は短篇集天国だったんだなぁ、と改めて実感。
長篇部門はイマイチ「これっ!」て言うのがない。
ファンタジーも特になかったか。
『不在の鳥は霧の彼方へ飛ぶ』かなぁ。
それか『星海の楽園』? あまり思いつかん。
『凶獣リヴァイアサン』が獲ったら面白いけど。
ここに来て、『ゲド戦記』ってのもなぁ。
まぁ、『遺伝子の使命』しか読んでないけど。
ハヤカワは続き物ばかり、創元は合本ばかりだもなぁ。


一方、短篇はなかなか難しい。
こちらは全部読んでるな。
やはり、『地獄とは神の不在なり』が本命でしょうか。この中じゃ一番強烈。
去年はチャンの年だったなぁ。対抗は『適切な愛』か『成熟』か。
『しあわせの理由』初訳は去年じゃなかったか。
となると、スタージョン新元年ということで、『成熟』かなぁ。
個人的には、『ロブスター』が去年のSFマガジンで『地獄とは〜』と並んで双璧なんだけどね。今読まないと旬を逃して、寒いことになりそうだから、是非獲って欲しい。
『火星の長城』はそんなに面白かったかなぁ。いわゆるSFっていうイメージだけど。