ゴッドディーバ

『ゴッドディーバ』を見てきた。
ダークマン』以来の空きっぷり。最初、貸切かと思った(笑)


エンキ・ビラルの『ニコポル三部作』の映画化。
とはいっても、キャラクターの名前だけを使っているだけで、設定も話も全くの別物。
さらにキャストは3人だけで、あとは全部CGという、なんとも奇妙な質感の映画。


感想から言うと、個人的にはつまらなくなかったけど、面白くもなかった(笑)
ビラルの絵をそのまんま映像化されているのはかなり凄いけど、いかんせん話がよくわからん。
全ての設定が説明がされないんだよね。
普通に1巻をそのまま映画化してくれれば良かったような。
人間とCGの組み合わせもよく意図がわからないし。
ベッドシーンを実写とCGキャラの組み合わせでやったら面白かったかも(笑)
『ティコ・ムーン』は面白かったんだけどなぁ。


漫画でも赤とか青の髪の毛は嫌いだったんだけど、ビラルで一気に参った。
それくらい、ビラルの描く青い髪のジルは美しい。
そのジルの実写化はなかなか様になってたと思う。
エジプト神がモノポリーやってるシーンも嬉しいけど。
まぁ、映像に浸る感じかな。


ところで、『冷たい赤道』にチェスボクシングが出てくんだけど、この競技って、そんな前からあったの?
それとも偶々?
ボクシングのあとにチェスやるって、まんまなんだよね。
ビラルすげぇな。