ゼルダの伝説 風のタクト
『ゼルダの伝説 風のタクト』をやっております故。
もう、20年近くテレビゲームはやってきたけど、ゼルダを買うのは実は初めて。
今までは特に欲しいと思ったことないんだけど、今回のは『ファミ通』でスクープ写真を見て、これは買わねばと思った次第。
こういうポリゴンを求めていたんだよ。これなら、『プリンセス・クラウン』を愛するようなドットフェチでも納得。
ポリゴンと言うより、もうアニメ。ディズニーのアニメに近いかもしれない。セルアニメの頃から、ディズニーの作品は立体っぽかったからな。
それから、今までのリンクがいい子ちゃんだったのに対して、今度のリンクはあの緑の服を見れば嫌そうにするし、薬もまずそうに飲む、
ちょっと「オラ悟空!」的ネイティブキャラが魅力的なのだ。
正直言って、ストーリーはよくわからん。
今何が目的で動いてるのかさっぱりわからん。
でも、そんなことはどうでもよろしい。
リンクが一生懸命走って、ロープにぶら下がり、葉っぱで空を飛んでいるのを見ているだけで幸せではないか。
動きだけなら今までにも魅せるゲームは沢山あったけど、今回のリンクほど表情豊かなキャラクターはいなかっただろう。
ちょっとした仕草が「らしく」てかわいい。
任天堂のゲームのポリシーなのかもしれないけど、自分で動かしている、と言う実感が非常に強いゲームだ。
面白いと言うより、楽しいゲーム。
新たなアクションが素直に楽しい。
最近のRPGなんかはストーリーは巨大化して重層化しているのかもしれないけど、
それでは映画なんかとの差異がない。
『ゼルダの伝説』はまさしく「ゲーム」なのだと思う。
NIKEのCMの今年度のテーマじゃないけど、Playしているわけだ。
敵キャラや脇役も力を抜いておらず、魅力的。
俺のお気に入りキャラは潜水艦ゲーム(?)屋のオヤジ。彼はプロです。
何はともあれ、やれ! キューブ買ってでも。