PS2ソフト『かまいたちの夜2』を購入。
弟切草』が出たとき、こんなもん買うなら本の何冊も買った方がいいじゃん、と思ったんだけど、『かまいたちの夜』をやって、目から鱗
……てサウンドノベルは『かまいたち』しかやってないんだけどね。
こうやって、どんどん分岐が増える小説ってのは、今のところ、コンピュータゲームがベストな形だと思うし、また、唐突な展開も許されるんだと思う。


さて、軸の内容。
前作『かまいたちの夜』は実はゲームだった! という驚愕のスタート。
あの日のシュプールの宿泊客や出来事をモデルに我孫子武丸という人物が小説を書き、それがゲーム化されたというのだ。
その我孫子武丸からお礼にと、三日月島への招待状が届く。
久々の再会を楽しむ主人公たち。
しかし、島に伝わるわらべ歌になぞられた殺人が起こった……というもの。


メタフィクションというか、パロディというか、前作が好きな人間ならそこから楽しめます。
何人かを除いて、前作のキャラクターが登場して、なかなか嬉しい。
映像は基本的には前作と目立った変わりはない。綺麗だけど。ただ、シルエットの動きがリアル。
システムは読み飛ばし機能や、未選択肢が一目で分かるなど、ストレスなく、エピソードを潰している。
やはり、ピンクしおりあるんだろうな。それと、地下があったから、不思議のペンションも(笑)


今のところ、完1と終2。
前作同様、メインエピソードのラストは哀しげ。
『ミッション・インポッシブル』を見たときと似てるか(笑)
釣りエンディングは割とツボ。
平均クリアタイムは36時間。
また真理があっさり解決するのはあるのかな?
かまい達の夜とか。ホラーはあるだろうね。まだまだ楽しめそう