パルコのシネクイントに『Short 6』というショートフィルムの上映会を観に行く。


『鬘職人の日記』という人形アニメ(また……)が観たかったのだ。
さて、そのできは。「見事!」と言う他ない。
最初CGかと思ったくらい滑らかな動き。
雰囲気としてはバルダの『笛吹き男』に近いかな。惚れ惚れした。
原作はデフォーの『疫病流行期』と言う短篇。


題名のとおり6本やったんだけど、ショートフィルムってのは基本的に10分前後だから、
ファーストインプレッションでピンと来ないと、かなりだれる。
それで気に入ったのがもう1本、『四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽』と言う作品。
犬の散歩に出かけて誰もいなくなった部屋に入りこむ謎の6人の男女。
彼らは台所や寝室にあるものを使って演奏を始める。
最初どんな作品かと思っていたけど、これが笑える。
無表情で礼儀正しく(?)演奏する姿がいい。
ただ、本を床に投げつけて演奏するのは笑えなかったけど。


あとはこれっていう感想はないかな。よくわかんないんだよな。


しかし、ラストにやった『WAVE TWISTERS』については書かねばなるまい。
アニメなんだけど、これがDJとスクラッチのアニメで、もー、ダメだったわ。
今のTVのショートアニメもそういう系統だから、観てて面白いと思う人の方が多いのかもしれんけど、
あれを45分見せられるのは非常に辛い。というか寝た。
連れに、もう年なんだよ、と言われたけど、確かにそんな気がする(笑)


それと、面白かったのが、大塚製薬がスポンサーだから、劇場でカロリーメイトをもらった。
レイトショーでしかも渋谷に着くまで4時間近くかかってしまったため、それで飢えをしのぐ。


もう一つ。外人の一団が一番前の席に並び、かなりの大笑いと拍手。
あれが正しい映画鑑賞の姿なのか?
なんにでも拍手すんだけど、さすがにわけがわかんない作品はまばらだったな(笑)