妖怪馬鹿
- 作者: 京極夏彦,村上健司,多田克己
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/02
- メディア: 文庫
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『ジョン・ランプリエールの辞書』は重いので出掛けるときに邪魔になるから(買ったものが入らなくなっちゃうから)、
昨日は文庫のこれを選んだんだけど、やはり対談形式はあっという間に読み終わる。
内容は、まー、この面子から推して測るべし(笑)
妖怪論がちりばめられてんだけど、第六章が一番面白かった。
立風書房の『いちばんくわしい・日本妖怪図鑑』のびろーんについて語ってるし。
びろーんは幼心に強烈だったよな。
中岡俊哉の『世界妖怪図鑑』も持ってたなー。魔神フォービとか創作か……。
がしゃどくろも樹木子も創作とは……。
しかし、一番衝撃的だったのは、あの、イカした油すましの姿が、どうやら水木しげるの創作らしいと言うこと!
油すましの話は昔から伝わっているものだけど、あの蓑をまとった姿の出展は謎らしい。
バックベアードもアメリカの妖怪じゃなかったのか……